「気になる人と遊びに行くチャンスが来た」「紹介された人と2人で出かけることになった」「同僚から食事に誘われた」「オンライン友達と初めて会う」…デートのきっかけは様々ですが、いつだって緊張はつきものですよね。
「何を話そう、どんなノリで話そう…」話題や会話の流れはフィーリングを大きく左右する要素でもあるので、デート前に色々考えたりシミュレーションしたりする人もいるでしょう。
でも、そんな心配も無用だったと思うほど、デート相手がお喋り好きで話しすぎる人だったらどうしますか?
いくつかの対処法を提案します。
1. 話しすぎる人の心理って…
あなたの周りにも話しすぎる人、いると思います。
あるいはあなた自身が話しすぎる(話しすぎてた)という人もいるでしょう。その根底には、家族もよく喋る、賑やかな環境で育った、人と触れ合うのが好き、沈黙が苦手、自己顕示欲が強い、人見知りの反動で気を許した人には話しすぎる、話したいネタが尽きない、慣れない相手には頑張って話しすぎてしまう…等様々な要素があると想像できます。
あなたのデート相手にはどんな理由が考えられるでしょうか。
2. デート相手が話しすぎる人だった場合の対処法
「デート相手が話しすぎる人だったら?次回はないな。疲れるから、そういう人」とはパートナーとは静かな時間を過ごしたいHさんのお言葉。
もう無理、ならそれで終了でもいいと思います。
でも、話しすぎることさえ目をつむれば…、もう少し様子を見たい…といった前向きな気持ちがあるならば、少し対処法を検討してみましょう。
以下にいくつかのパターンを提案します。
対処法①全部聞く
「自分がペラペラ話せるタイプじゃないから、話してくれる相手は逆に助かる。話しすぎるくらい、全然OK」というのは、大勢の輪の中にいても出しゃばることはないAさん。
リアクションこそ控えめであるものの、話を聞くのは好きだと言います。
聞くという行為をポジティブにとらえるのはまず大事。
リアクションしなきゃと思うのをやめることでも楽になれるかもしれません
(…とはいえ、話しすぎる人の中には相手の反応を重視する人もいますが)。
対処法②聞き流す
「まあ、話したいことがいっぱいあるんでしょ。ちゃんと聞くけど、終始全力でないのは許して欲しい」というのは人付き合い上手のUさん。
そういえば話したことを忘れられていることも多々あるような気はしますが、話し甲斐のあるUさんは確かに聞き上手なタイプといえます。
話しすぎる人には、その瞬間気持ちよく話せれば満足という人も案外多いもの。
相槌やリアクションの取りどころを心得て、疲れない聞き方を覚えるのも良い対処法では。
対処法③応戦する
「自分も負けじと喋るでしょうね〜、間違いなく」というのは自他共に認める話しすぎる人のKさん。
そのマシンガントークぶりもあってかKさんの周りはいつもワイワイとした雰囲気で包まれています。
「対処っていうか…話しすぎる相手でもそれに対する自分の意見や思い出すエピソードだってあるわけだし、普通に盛り上がるんじゃないの?」
…確かに。
話が止まらない=話題の尽きない賑やかカップル、というのは決して悪いことではありません。
対処法④話題を変える
話の内容がいつも面白くて深イイ話も多い、気づけばいつも話の主導権を握ってる人Mさん。
「相手が話しすぎる人でも楽しい話なら結構だけど、愚痴や暗い話題を延々とするような人だったら話題を変える」とのこと。
全力で話題をさらえる話術とポジティブな気分になれる楽しい話題は話しすぎる人への最大の武器かもしれません。
上級のそれを身につけるには少し訓練が必要かもしれませんが、常に経験値を上げる心構えで話し上手に努めましょう。
対処法⑤改善を求める
「そこは伝えて直してもらう。話しすぎの度合いにもよるけど、今後ずっとと考えると先に手を打っておきたい」とはOさん。
優しい口調でも自分の意思をはっきり伝える姿勢で人望も厚い人です。
言わないより言って信頼関係を築くスタンスをもつことも話しすぎる人への対処法。
諦めるのはその後の反応を見てからでも遅くないはずです。
こうして欲しいという希望を伝えようと思っている段階で相手に対してかなり前向きであると言えるのですから。
3. まとめ
話しすぎるデート相手への対処を迷った時、まずは自分の感覚を客観視してみましょう。
気になるのは話しすぎることだけか、ウンザリ度はどの程度のレベルか。そして、相手が話しすぎる心理や要因を想像し、そのうえで相手のことを寛容に受け止められるかも考えてみましょう。
あなたにできる対処法はあるか、デートを重ねるごとに相手に変化はありそうか…。
人同士の対話やリアクションは決してワンパターンではないので、最後はあなたの手腕と気持ち次第。健闘をお祈りします。