11月の第3木曜日はボジョレー・ヌーヴォー、通称ボジョレーの解禁日です。
毎年この日を心待ちにしているというワインファンやイベント好きの人も多いことでしょう。
秋だけの楽しみ、年に1度しか出回らない限定の美味しさはやはり味わっておきたいものですよね。
ワインは料理との組み合わせ(マリアージュ)次第で美味しさの可能性が無限に広がります。
交際クラブ10カラットをご利用の方も、利用を検討されている方も、ぜひご参考にしてみてくださいね
- このページの目次
- ボジョレーってどんなワイン?
- 1) ルイ・ジャド ソンジュ・ド・バッカス ブルゴーニュ ピノ・ノワール
- 2) メゾン・ジョゼフ・ドルーアン ブルゴーニュ・シャルドネ
- 3) ロゼ・デル・ボッロ
- 4) ルイ・ロデレール ブリュット プルミエ
- 5) 長野メルロー
- まとめ
ボジョレーってどんなワイン?
ボジョレーとはフランスの南東部にあたるワインの産地です。この地区では様々なワインがつくられていますが、その年に収穫した葡萄からつくられた新酒のワインがボジョレー・ヌーヴォーです。
ワインは熟成させることにより味に深みが出ると言われますが、ボジョレー・ヌーヴォーは寝かせずフレッシュな味わいを楽しむのが美味しいワインとされています。
解禁日は毎年11月の第3木曜日と決まっており、その昔に抜け駆けして儲けようと早期に粗悪品を出荷する製造者が出たために固定した解禁日が定められたそうです。
1) ルイ・ジャド ソンジュ・ド・バッカス ブルゴーニュ ピノ・ノワール
仏ブルゴーニュの名ワイナリーが手がけるローマ神話の酒神から名をつけた赤ワイン。
ピノ・ノワールは渋みが少なく豊かな果実味とほどよい酸味が特徴の葡萄のこと。
チェリーやラズベリーにシナモンなどのスパイシーさが混じり合う複雑な香りが奥行きのある味わいを生むワンランク上のワインです。
ミディアムボディでタンニンは滑らか。
どんな料理にも合わせやすいので、肉はもちろん、秋刀魚、鰹や鰻といった魚料理のほか、松茸とも合わせてみましょう。
出汁や醤油といった和風の味付けやサラダ仕立て、柑橘や生姜をちょっときかせた料理とも好相性です。
2) メゾン・ジョゼフ・ドルーアン ブルゴーニュ・シャルドネ
フルーティーな香りとシャープな味わいが特徴の葡萄シャルドネから丁寧につくられた仏ブルゴーニュの白ワイン。
いきいきとした果実の香りに加え樽の香りがほのかに感じられ、味わいはドライでしっかりとした飲みごたえがある辛口ワインです。
レモンやすだちをキュッとしぼった鯖やほっけの塩焼きや各種シーフード料理に合うのはもちろん、きのこを使ったクリーム系パスタにもおすすめです。
また栗や銀杏をつまみながらや、梨やりんごなどの秋の味覚やスイーツと共にじっくりと味わうのも粋です。
3) ロゼ・デル・ボッロ
伊ファッションブランド・フェラガモが手がけるワイナリーでじっくりと丁寧につくられる華やかでエレガントな美味しさのロゼワインです。
葡萄はサンジョベーゼ種を100%使用。ベリーなどの果実や花のアロマに酸味と果実味がバランス良くマッチした奥深くかつドライな味わいが特徴的です。
甘いロゼワインは苦手という人にも好まれる力強い飲み応えがありながらも、見た目は上品な美しさがありテーブルを華やかに彩ります。
サラダや前菜、あっさりした味わいの料理に合わせやすいほか、旬の鮭と共に味わっても調理法問わず素敵なマリアージュを楽しめます。
4) ルイ・ロデレール ブリュット プルミエ
自社畑の葡萄をメインに使用、守り継がれるクオリティの高い仕上がりに定評があり、根強いファンも多くもつルイ・ロデレールのシャンパーニュです。
西洋サンザシ、トースト、ナッツなどが複雑にまじりあうふくよかな香りが特徴です。
繊細な泡立ちとすっきりとした口当たりながらも、味わいは実に奥深く、コクのある贅沢な美味しさは特別な席にもぴったりです。
素材の味を活かして調理した秋茄子や松茸料理のほか、刺身、きずしなどとも相性抜群です。きのこや芋などの食材を使った料理や、酢、スパイス、柑橘をアクセントにした料理にもぜひどうぞ。
5) 長野メルロー
近年日本でも美味しいワインがつくれると認知されるようになり、興味深い銘柄も多数登場しています。
日本屈指のぶどうの産地長野の、その名の通りメルロー品種からつくった赤ワインです。
ベリー、ドライフルーツ、チョコレート、スパイスなどの香りに口当たりの良いコクと程よい酸味、タンニンもしっかりとしたフルボディで様々な料理によく合います。
脂ののった魚やわたの旨味もたっぷりの秋刀魚、コクのあるソースの料理によく合います。
醤油や味噌との相性も良いので甘辛い味のお供にもおすすめです。
この秋はぜひ日本のワインの美味しさも堪能しましょう。
まとめ
秋の味覚はそれだけでも充分美味しく、食欲を増進してくれますが、せっかくだから美味しいワインとのマリアージュも楽しみまししょう。
ワインのうんちくやワイナリーの歴史背景を話題にしてみても味わいはより深まり、楽しい食事タイムを楽しめるはずです。
またこちらで紹介した5銘柄以外にも、美味しいワインは探せば探すほどあります。
色、風味が同じテイストのもの…というキーワードを頼りに自分でも今日のメニューにぴったりのワインを見つけてみましょう。