ピザといえばイタリアですよね。 実は今日、8月24日は「大噴火の日」または「ポンペイ最後の日」と呼ばれています。 西暦79年、イタリアにある🌋ヴェスヴィオ火山(ヴェスヴィアス、べスビオスとも)が突然噴火し、そのふもとにあった🏙ポンペイという街をあっという間に火山灰が飲み込んだ大災害があったのが今日のこの日とされています。 逃げ遅れた多くの市民が噴火による有毒ガスや火砕流の犠牲となり、のちの18世紀ごろに当時の街の様子をそのまま残した状態で発掘されました。 皮肉なことに、その降り積もった灰が吸湿剤の役目を果たしていたことで、当時の美術品や壁画などが最小限の劣化で済み、発掘された際に古代ローマの繁栄していた当時の様子を現代まで伝えてくれたようです。 このポンペイの悲劇は、19世紀以降に様々な作品のモチーフに使われ、最近でも2014年に映画化されています。 さて、今回はそんな自然の驚異を体感できる国内の火山観光スポットをご紹介したいと思います。 ただし、いつ突然噴火しないとも限らないので、観光の際には注意してくださいね。
🌋桜島(噴火警戒レベル:3) 鹿児島市にある桜島の火山は入山を厳しく制限されていますが、島内の観光施設は問題なく通常営業しているそうです。桜島には火山の博物館など火山活動を上手く取り入れた様々な観光スポットがあります。 最近ニュースでよく聞く口永良部島の噴火が警戒レベル4なので、火山のある生活になじみのない私たちは驚いてしまいますが、桜島に住む島民の方にはこのくらいは日常的で当たり前の光景だというのが驚きです。 生きた地球を間近で感じられる桜島、行ってみてはいかがですか?
🌋登別地獄谷(噴火警戒レベル:1) の・ぼ・り・べ・つ!といえばクマ牧場?いいえ、火山観光ならばこの地獄谷です! 地獄谷は活火山“倶多楽(くったら)”の麓にあり、近隣にある日和山などとともに登別火山群を構成する一つです。活火山ではありますが熱水や高温の噴気にとどまり、火山灰などの噴火には至っていません。 何よりその熱水が登別温泉の源泉♨となっており多種多様な温泉が湧き出ることから、温泉街で栄えています。 地獄谷という名前は、その火山活動の様が👹鬼の住む地獄を彷彿させることからつけられた名前だそうです。 ちょうど今週末は登別地獄まつりが開催されるので、温泉を楽しみつつまつりを見に行くのはいかがでしょう?
🌋大涌谷(噴火警戒レベル:1) 神奈川と静岡に跨る箱根火山にある大涌谷は、箱根火山の中でも特に規模の大きい噴気地帯として知られています。 江戸時代にはこちらも「地獄谷」または「大地獄」と呼ばれていましたが、明治天皇が訪問された際に現在の名前に改称されたそうです。 複数の山により形成されていることから、現在では🚡ロープウェイを使いその絶景を眺めることができます。 また、火山の地熱を利用して作る🥚ゆで卵は、温泉に含まれる成分で殻が黒く変色することからくろたまごと呼ばれ人気があるそうです。 白煙が立ち上る大迫力の絶景を空から見に行きませんか!?
私が記憶しているだけでも、古いものでは雲仙普賢岳や阿蘇山、最近では御嶽山や霧島新燃岳など、ニュースでその様子を知ることができます。 最近は特に、西之島や口永良部島など国内だけにとどまらず、ハワイのキラウェア火山など世界各地で火山活動が目立ってきているような気がしますね。 日本には多くの活火山が存在しますが、その多くは地獄谷や大涌谷のような安心して観光できる火山です。 しかし、数年前の御嶽山噴火のように、いつまた激しい噴火が起こるとも限りません。 大自然の雄大な景色を眺められる名所ですが、観光の際は十分に気象情報などに注意して楽しんでください。
ピザはチーズがたっぷりのってるのが好き!(-ω-)/な吉田でした。 また来週! (´Д`)