2020年1月に国内最初の新型コロナウイルス感染症の感染者が確認されてから、何度か緊急事態宣言も発出され、不要不急の外出は控えるように呼びかけられているので、以前のように気軽に外出できなくなっています。
外出する際にもマスクをすることが欠かせない世の中になっていますし、乗り物の中では声に出した会話を控えるようにアナウンスも行われています。
新型コロナウイルス感染症のパンデミックが発生する前と現在では、デートはどのように変化したでしょうか。
今回はコロナ禍前後でデートに関することがどのように変わってしまったのかを見ていきたいと思います。
交際クラブのご利用を検討されている方の参考になれば幸いです。
1. 混雑を避けるような場所選びが普通になった
緊急事態宣言が発出されたことにより、テレビでは密集、密接、密閉という、いわゆる3密という言葉がよく使われています。
この3密を避けるため、コロナ禍以前に比べると、「人が多く集まる場所に行く機会が減った」という方が増えています。
ショッピングなどで出かける際も、人が密集していない場所を選んで出かけたり、旅行デートなども遠方には行かずに、近場で済ませるという人も以前に比べて増えました。
人が少なく密集しにくい場所と言えば、運動公園などが挙げられます。
大きな公園はイベントなどが行われることも多く、通常であればイベント会場に多くの人が足を運びますが、現在は多くのイベントが中止されたり、規模を縮小したうえで開催されるので、コロナ禍では人が集まりにくい場所であると言えます。
また、遠出をすることが無くなったことで、近場のデートスポットを選ぶ人も増えているでしょう。
普段であればあまりデートスポットとして注目されないような場所を散策することで、気が付かなかった魅力などを再発見することもあります。
散歩以外にもサイクリングロードなどで一緒にサイクリングを楽しむことも増えているようです。
都市部には、サイクリングロードが整備されているところもあるので、運動もかねて恋人とサイクリングを楽しむ人もいます。
また、車を持っている方は、公共機関の利用を減らす代わりに車で利用する人もいるようで、デートでもドライブを選ぶ人が以前より増えているそうです。
屋内の施設に比べ、公園やサイクリングロードであれば密集することも少ないですし、ドライブでも不特定多数と密接を回避できます。
三密を回避できるこれらのデートは、コロナ渦に適した方法だと言えるでしょう。
2. 自宅やオンライン上で一緒に過ごす機会が多くなった
家の中で恋人と一緒に過ごす「おうちデート」というスタイルも以前よりありますが、コロナ禍になって外出自粛が叫ばれてからは、在宅で済ませる機会がさらに増えました。
昨今では外出自粛に加え、飲食店の時短営業の影響もあって、外食するよりも、恋人の家に行って料理を振る舞うという人も少なくないようです。
好きな人に料理を作ってあげるのはもちろんですが、手の込んだ料理を一緒に作るというのも新たな楽しみとして増えています。
最近は料理が得意な男性も珍しくなくなってきましたが、これを機会に料理が苦手な女性に教えてあげるというのもいいかもしれません。
新型コロナウイルス感染症が世界的に感染拡大してからは、特に外出しなくても楽しめる家庭用ゲームの需要が大きく伸びました。
一昔前は、おうちデートでゲームを遊ぶといっても、あまり二人で遊べるものも多くありませんでしたが、近年では、周辺機器を使って体を動かして遊べるフィットネスゲームや、オンラインにつないで別の場所にいる人と一緒に遊べるゲームが増えたため、それらを利用しておうちにいながらも盛り上がることが簡単になりました。
また、最近は特にYouTubeなどでゲームのプレイ動画を紹介している方も増え、それを見て紹介されたゲームの体験版などに触れてみたり、あるいは自分たちが動画を配信する側になって世界中に発信するということも簡単になってきたので、恋人とそういったプレイ実況を楽しむという新しいスタイルもあるようです。
3. 離れていても共通のコンテンツで楽しむ
先ほどは、どちらかの家を訪問して楽しむスタイルを紹介しましたが、離れたままやり取りするというスタイルもあるようです。
例えば、人気のドラマや映画などの映像コンテンツは、場合によっては公式動画配信サイトで無料で見られることがあります。
また、世界的に感染拡大した影響で、劇場公開を予定されていた作品がインターネットでの配信に変更されたり、劇場公開と同時に動画配信もされるといったケースが増えてきました。
さらに、現在はLINEやZOOM、Skypeなど、ビデオチャットが利用できる環境が増えてきたこともあり、時間を決めて同じコンテンツを別々に見ながら、オンラインを通して感想を言い合う、という楽しみ方もできるようになりました。
先にご紹介した、オンラインゲーム上で、自分が作った作品を見てもらう、といった楽しみ方もコロナにで外出できなくなった代わりに注目された楽しみ方の一つです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
新型コロナウイルス感染症が流行した現在は、外出する場合は不特定多数と接触を回避できる自宅や、車を利用する機会が増えたり、デートスポットも近場で新しく開拓することが増えたようです。
また、現在はオンライン環境が整ったこともあり、オンラインゲーム上で一緒に楽しんだり、別々の場所にいながらもビデオチャットで感想を言い合うなど、オンラインを活用した楽しみ方が増えました。
新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響は、今後もしばらく続くと思いますが、オンライン環境などを活用した、感染予防できるデートの形が広まっていくと思われます。