出会い系サイトやマッチングアプリでは、誰でも簡単に恋人を探すことができます。
アプリ内では居住地や年齢などで会員の絞り込みを行うことができ、ご近所さんを見つけるのも簡単です。
しかしそれだけに、知り合いとマッチングしてしまった、デートの相手が仕事の関係者だった、といったトラブルは後を絶ちません。
特に、相手が同じ会社の人間だった場合には、気まずいばかりでなく仕事に支障をきたす恐れがあり、対処に困ってしまいますよね。
当記事では、デートの相手が仕事の関係者だったときの対処法についてお話しいたします。
1.事情をしっかりと説明しあう
マッチングアプリ等で知り合い、デートをすることになった相手が、いざ会ってみたら会社の同僚や上司だった。
そんなときにはお互いの事情をしっかりと説明しあうことが大切です。
その場から逃げたり、嘘を吐いたりすると、かえって事態が悪化してしまいます。
焦らずに相手と話し合うことで、その後良好な関係を維持できる可能性が高まるでしょう。
ではどのような話をすべきなのかというと、まずは恋人を探し始めた経緯についてです。
恋人をアプリで探し始めたきっかけや、実際に探してみてどうだったかなどを話し合ってみてください。
お互いに真剣に恋人を探していることを確認し合うことで、女遊びや男遊びをしたかったわけではないことが相手に伝わり、その後おかしな噂を流されたりする危険性が低くなります。
ここで重要なのは、今は恋人がいないということをはっきりさせることです。
何故なら、会社の人間があなたのことをどう見ているかはわからないからです。
もしかするとあなたの同僚たちは、あなたには恋人がいると勘違いしているかもしれません。
あの人とあの人は仲が良いから、きっと付き合っているんだろう、という噂が流れるのは珍しいことではありません。
その誤解をといておかないと、あなたは、マッチングアプリで浮気相手を探していた人にされてしまいます。
言葉を濁したりせず、今は恋人がいない、だからアプリで恋人を探していたとはっきり相手に伝えてください。
2.社内恋愛はできないとはっきり伝える
もしあなたがその同僚に好意を抱いているのなら、そのまま恋人として付き合っても問題はないと思います。
しかし、会社の人間とは付き合えないと考えている方もいらっしゃるでしょう。
その場合には、こうして会うことにはなったけど、あなたと付き合うつもりはない、とはっきり相手に伝えることが大切です。
でないと相手は、あなたと交際できるのではないかと期待してしまうかもしれません。
その可能性はないと伝えることが、後のトラブルを避けるコツです。
ただし、アナタには興味がない、付き合うつもりはないと言い放つと、どうしても角が立ってしまいます。
言い方には充分注意が必要です。
では具体的にどのように伝えるべきかというと、経緯説明の中で、会社の人とは付き合えないと思ったからアプリで恋人を探すようになったと話すことです。
そのうえで、やっぱり社内恋愛は無理だよね、と相手に同意を求めましょう。
それだけで気持ちは伝わるはずです。
3. できれば会う前に対策を講じておく
以上が、会社の同僚と会ってしまった際の対処法となります。
しっかりと話し合うことで、今まで通りの関係を維持できる可能性が高くなるわけですが、最も良いのは、そもそも会社の同僚とは会わないようにすることです。
知人と会ってしまわないよう事前に対策を講じておけば、揉め事に発展する危険性も低くなります。
たとえば、アプリで出会いを探す際に、顔写真を必ず交換するようにしたり、待ち合わせ場所に早めに行って、どんな人が来るのか遠目に確認したりするだけでも、このような事態は避けられるはずです。
もし待ち合わせ場所に知り合いが来てしまったら、声をかけずに、アプリを通じてキャンセルの連絡をすればよいのです。
相手にはちょっと悪いですが、この場合は仕方ありません。
また、会うことになった相手が勤め先の人間であることがわかった場合には、それまで使っていたアカウントをいったん削除して、新しいアカウントを作ったほうがよいでしょう。
何故なら、アプリでどんなことをしているのか、相手に監視されてしまう恐れがあるからです。
プロフィール内容を一新して、同一人物であることがわからないようにしてください。
まとめ
アプリを通じて知り合った相手が同僚や上司だったときには、どうしても焦ってしまうものです。
しかし冷静に相手と話し合うことで、後に関係が拗れてしまうのを防ぐことができます。
言い方に充分注意しつつ、社内恋愛はできないと伝えてみてください。