久しぶりにのんびりする時間の取れた休日やあれこれ考えるのがおっくうな時には、映画を観て過ごすのはいかがでしょう。
今回おすすめするのは恋愛映画。
忘れかけていたピュアな気持ちを思い出させてくれたり、恋愛モードが高まってくるようなロマンチックな映画を6つ紹介します。
キュンとしたり、やきもきしたり、憧れを抱いたり…
時間が経つのも忘れてしまうほど感情移入したり一喜一憂するのは、ストレス発散やリフレッシュにも持ってこいの手段です。
- このページの目次
- 1. きみに読む物語(アメリカ 2005年)
- 2. 恋人たちの予感(アメリカ 1989年)
- 3. 君さえいれば/金枝玉葉(香港 1994年)
- 4. 50回目のファーストキス(アメリカ 2004年)
- 5. サヨナライツカ(日本 2010年)
- 6. ブリジットジョーンズの日記(2001〜2016年 アメリカ・イギリス・フランス)
- まとめ
1. きみに読む物語(アメリカ 2005年)
施設で暮らすある老人は同施設で暮らす痴呆女性にある物語を読み聞かせるのが日課になっていました。
その物語は若い男女の恋の話。
愛し合っていたにも関わらず身分が違うために引き裂かれた2人…、
それは正にこの2人の若かりし頃の物語だったのです。
自分自身の話であるとは知らず、切ない2人の恋の行方に一喜一憂する老女。
そして彼女が自分への愛を思い出すのを待つ老人…。
こんな風に一途かつ優しさに溢れた愛で想い続けられたらどれだけ幸せでしょう。
美しい純愛に涙が止まらない、言わずと知れた珠玉の名作です。
2. 恋人たちの予感(アメリカ 1989年)
メグ・ライアンの最初のヒット作とも言えるこの映画。
30年前の映画なので知らない人も多いかもしれませんが、長く愛されている素敵な作品です。
ひょんなことから知り合ったサリーとハリーは話をすれば意見が食い違うところだらけ。
男女間の友情が成立するというサリーと、女性は口説き、寝る相手だと思っているハリー。
年を経るにつれ互いに何でも言い合える異性の友人と呼び合える仲になっていった2人でしたが、ある時傷心のサリーをハリーが慰めたことがきっかけで体の関係をもってしまい…。
価値観が違うからこそ付き合える、飾らず何でもぶつけ合える…大切な誰かを思い出す心温まるラブストーリーです。
3. 君さえいれば/金枝玉葉(香港 1994年)
大好きな歌手に会いたい為に男装して男性歌手オーディションに潜り込んだ女の子と、女とは知らずに彼女を選んだプロデューサー。
やがて彼の恋人を含む3人での共同生活が始まると、2人は互いに惹かれ合うように。
自分が女だと言えない彼女と自分はゲイかもと悩む彼…コミカルなシーンを交えつつストーリーが展開していきます。
香港や台湾などから数々のスタイリッシュな映画が生まれ、アジア映画ファンも増えた頃のアニタ・ユンと故レスリー・チャン主演の人気作。
今やDVDでの入手は困難のようですが一見の価値ある魅力的な作品です。
4. 50回目のファーストキス(アメリカ 2004年)
2018年に日本でもリメイクされたこの映画の本家はハワイが舞台。
プレイボーイのヘンリーが真剣に恋をしたルーシーには事故の後遺症による短期記憶障害がありました。
朝が来ると記憶が一掃されてしまうルーシーに対し、毎日事故の日を装う家族と自分の想いを届け続けるヘンリー。
次第にヘンリーを特別な存在と認識するようになったルーシーでしたが、ある時自分に起きた事実を知ってしまい…。
もどかしさを感じつつも最後は穏やかな気持ちに包まれる映画。
ルーシーを演じるドリュー・バリモアの可愛いさからも目が離せません。
5. サヨナライツカ(日本 2010年)
中山美穂と西島俊秀が主演、辻仁成の同名小説を映画化した劇場R-15指定の大人のラブストーリーです。
勤め先の航空会社からタイ バンコクへ赴任してきた主人公 豊。
エリートコースを約束され前途洋々の彼でしたが、婚約者がいるにも関わらず妖艶な魅力をもつ沓子に惹かれてしまいます。
出世を考えて結婚相手をクールに選んだ豊でしたが、多くを知らない沓子との愛にどんどん溺れていき…。
美しいというよりも人間臭さを感じさせるラブシーン、景色や空間の描写、独特の世界観が織りなす儚く奔放な大人の恋にハッと息を飲む瞬間があります。
6. ブリジットジョーンズの日記(2001〜2016年 アメリカ・イギリス・フランス)
おっちょこちょいで自分の気持ちに正直で、意外と結構モテる?
…仕事に恋に奮闘するブリジットは現代女性の等身大の姿で、彼女の考えにも共感できる要素がたくさんあります。
言わずと知れた笑って泣ける大人気のシリーズラブコメディ。
ブリジットのように真っ直ぐに生きようと思わず決意したくなる、恋愛に対してもポジティブになれる1本です。
2016年には完結篇と言われる第3作『ダメな私の最後のモテ期』が公開。
容姿こそ少し落ち着いたものの、はつらつとしていてタフなブリジットの魅力やストーリーの面白さは健在です。
まとめ
映画も現実世界も出会いのきっかけはいつも些細なことから。
様々な障害や回り道を繰り返すから深まる愛や絆があって…最後がハッピーエンドでも切ない結末でも恋愛映画の鑑賞後は色んな感情が生まれます。
誰かを想う気持ちの尊さ、新たな恋愛に挑む勇気、どれも恋愛したくなる大切な要素です。
今恋愛は必要無いと思っている人は今すぐ恋愛映画を観て恋愛モードを高めましょう。
恋愛は人生におけるエネルギー源のひとつですから。