「妥協ではなく、納得の出会いへ」
予定表が埋まるほど動いているのに、心だけが置き去りになる夜がありました。
誰かと会っても、名刺交換の延長みたいで終わってしまう。
そんな自分を少し変えたくて、10カラットに申込みました。
面談はこちらの都合を優先して日時を調整し、場所は職場から近い落ち着けるホテルのラウンジで大丈夫だと言ってくれました。
初手で安心できたのが大きかったです。
当日、少し早めに到着して待っていると、担当の男性コンシェルジュが自然に声をかけてくれました。
話し方が柔らかく、こちらが言葉を探しても急かさない。
料金のこと、デートまでの進め方、個人情報の扱いまで、気になる点をひとつずつ聞きましたが、曖昧に濁さず、納得できるところまで付き合ってくれます。
説明を一通り聞いて迷いが消えてから、必要書類を記入し、身分証の確認もその場で済ませました。
後日、会員専用ページに入るための案内が届き、画面に並ぶプロフィールを自分の手が空いた時間にいつでも見られるようになりました。
初めて専用ページを開いた夜、自分の気持ちの変化に驚きました。
条件の照らし合わせではなく、文章の温度や写真の雰囲気で惹かれる瞬間がある。
そういう直感を大切にしたいという気持ちがわいてきたんです。
迷った時は、担当者に短く連絡します。「どこが良かったですか」「逆に引っかかったのはどんな点ですか」と質問され、言葉にしていくうちに、自分が求めていた距離感がはっきりしていきました。
そして、会ってみたい方が見つかったタイミングで、いくつかの候補日と待ち合わせ場所を挙げてセッティング依頼を出しました。
あとはスタッフが先方の女性との調整を請け負ってくれるので、私の方では普段の仕事をこなしながら、途中経過の連絡を待って何度か返答するだけで済んだのはありがたかったです。
当日、指定されたホテルのロビーに着くと、いつもの仕事のときのような緊張が少し残っていました。
約束の時刻になると、相手からの連絡があり合流できました。挨拶を交わした瞬間、私にまとわりついていた緊張した空気がふっと柔らかくなったように感じました。
ラウンジで軽く話し、そこから食事へ。
女性の外見の印象は上品で、派手さは控えめで、清潔感が際立っていました。
会話は、仕事の肩書きではなく「最近、何に心が動いたか」みたいな話が自然に続きます。
こちらが無理に盛り上げようとしなくても、言葉が途切れない。
気づけば笑っている時間が多いことに驚きました。
別れ際に忘れるといけないと思い、食事の途中、タイミングを見て交通費として1万円をお渡ししました。
変に身構えられることもなく、軽く会釈して受け取ってくれたのが印象的です。
気まずさより、礼儀が通った感じ。
そういう細部で、こういった出会いの質が決まるのだと思いました。
振り返ると、決め手は「妥協しないための段取り」が整っていたことでした。
自分でいつでも選べる安心感があり、必要な調整だけは任せられる。
会うまでの無駄な消耗が少ない分、当日は相手と向き合うことに集中できます。
もし、これを読んでいる方が忙しさの中で気持ちの置き場がなくなっているなら、まずは一通の連絡から始めてみるのも悪くありません。
大げさな決意より、小さな一歩。
その先に、納得できる出会いが待っているかもしれません。
50代/士業









