「肩書きより、人として惹かれる出会いでした」
数字や契約に追われ忙しく働く中で、食事やお酒の席は多くても、「気を抜ける時間」がだんだん少なくなってきたと感じていました。
仕事関係の会食や付き合いの場ではどうしても役割を意識してしまい、素の自分で話せる相手と出会う機会はほとんどありませんでした。
それでも、誰かと落ち着いて食事をしながら、自然な会話を楽しめる関係は諦めたくないと思い、10カラットのサイトを見つけて問い合わせをしました。
最初は「交際クラブ」という言葉に少し身構えていましたが、実際に男性コンシェルジュと対面で話してみると、第一印象は「穏やかで聴き上手な人」でした。
こちらの状況や希望を丁寧に聞いたうえで、サービスの仕組みや料金についても分かりやすく説明してもらえたので、不安がスッと軽くなったのを覚えています。
無理に急かされることもなく、「ご自身のタイミングで決めていただいて大丈夫ですよ」と言ってもらえたことで、落ち着いて入会を決めることができました。
後日、会員ページにログインするためのIDとパスワードが案内され、そこからは仕事の合間などに自分のタイミングでプロフィールを確認していきました。
気になった女性がいたので希望日時と待ち合わせエリアを伝えると、コンシェルジュが相手に伺い調整を請け負ってくれて、数日後にデートのセッティングが決まりました。
クラブが自分に代わって相手と日程調整してくれるので、普段の生活をしながらコンシェルジュからの連絡を待つだけで済むのはとても助かりました。
デート当日は、約束の時間になると女性から携帯に連絡が入り、待ち合わせ場所のホテルロビーで合流しました。
お会いした女性は、おしゃれをしていながらもどこか素朴さのある雰囲気で、話し方も落ち着いていました。
いわゆる夜の街に慣れた感じではなく、日常の延長でごく自然にここに来ているのだと伝わってきて、ほっとしました。
そのまま予約したレストランに移動し、席に着いてからは、お互いの仕事のことや、最近の休日の過ごし方、好きな映画や音楽、よく行くエリアの話など、肩ひじを張らない話題が中心でした。
最初は探り探りでしたが、少しずつ笑いが増え、気づけば時間を忘れて会話に集中していました。
印象的だったのは、こちらが無理に話題を探さなくても、相手が穏やかに相づちを打ってくれたり、さりげなく質問を返してくれたりするところです。
仕事のように「場を回さなければ」と気を張る必要がなく、自然体のままでいても場が静かに温まっていく感覚がありました。
デートの終わりが近づいたころ、「またゆっくり食事をご一緒しませんか」とお誘いし、連絡先を交換しました。
その後は個人同士でやり取りを続け、次に会う日程もお互いのペースで決めていきました。
10カラットを利用してみて感じたのは、「紹介してもらう」のではなく、信頼できる枠組みの中で自分も主体的に出会いを選べる安心感でした。
コンシェルジュが間に入ってくれることで、最初の合流まで余計な心配をしなくて済みますし、相手の方も同じように丁寧な説明を受けたうえで来ているのだと思うと、最初から落ち着いた気持ちで向き合えます。
結果として、肩書きや損得ではなく、人として惹かれる相手と出会えたことが一番の収穫でした。
もし今、忙しさを理由に出会いを後回しにしている方がいたら、「自分のペースで始められる場がある」ということをお伝えしたいです。
大きく環境を変えなくても、まずは面談で話を聞いてみることから一歩を踏み出せます。
私自身、あのとき行動していなければ、この出会いはなかったと感じています。
迷っている方は、ぜひ一度相談してみてはいかがでしょうか。
60代/不動産投資家









