「気疲れしないデートだった」
正直に言えば、テンカラットに面談を申し込む直前まで迷いがありました。
こういう形の出会いは自分にとって未経験で、期待し過ぎて空振りするのも避けたい一方、疑ってばかりで判断が止まるのも違う。どういう気持ちで臨めばいいのか、着地点が決まっていなかったのだと思います。
これまでの出会いでも、デート中に相手の反応を追い過ぎてしまい、帰り道にどっと疲れる。
そういうことが何度かありました。
それでも一度、きちんと話を聞いてから判断しようと思い、面談を申し込みました。
面談では、自分のこれまでの経験をできるだけそのまま話しました。
うまく整理できていない部分もあったはずですが、急かされる感じはなく、話しているうちに自分の中の引っかかりが言葉になっていきました。
結局、自分が嫌なのは相手そのものというより、相手に合わせようとして自分のペースを見失うことだと分かったのが大きかったです。
仕組みについても一通り確認したうえで、納得できるところまで質問し、入会を決めました。
数日後、会員ページでプロフィールを何度か見返しながら、直感で選んだ女性に、まずはデートのオファーをお願いすることにしました。
デートは平日夜のディナーにしました。
待ち合わせ場所に指定したラウンジは、天井が高く、照明が強すぎない空間でした。
席に着いて待っているあいだ、正直「うまくやれるか」が気になっていました。
これまでは、一人で空回りして、結果的に気疲れしてしまうことが少なくなかったからです。
相手に嫌われないように、と思うほどこちらが頑張り過ぎてしまう。その流れに入りたくありませんでした。
今日は盛り上げようとしなくていい。沈黙があっても慌てない。そう決めて待っていました。
待ち合わせ場所で合流した女性は、落ち着いた色味のシンプルな服装で、派手さはありませんでした。
学生らしい素直な雰囲気があり、声はやや高め。少し緊張が混じっているように感じましたが、言葉遣いは丁寧でした。
最初はやはり、お互いに硬さがありました。
私はといえば、相手の表情の変化を見ながら言葉を選んで話す。ここはいつも通りだな、と内心で思いました。
一方で、相手は背筋を伸ばして座り、言葉を選びながらゆっくり話していました。
こちらの目を見て受け答えをし、会話が進むにつれて表情が少しずつやわらいでいったのが印象に残っています。
ただ相づちを打つだけではなく、こちらの話に対して自分の考えをきちんと返してくる。
年上に遠慮し過ぎる様子もなく、必要なところは自分の考えをしっかり言葉にしていたと思います。
食事を終える頃には、最初の身構えは薄れていました。
帰り際に連絡先を交換し、後日あらためてやり取りをすることになりました。
見送る際も、形式的な挨拶ではなく、あの時間の中で印象に残ったことに触れてくれていたのが、素直に嬉しかったです。
帰宅してから、いつものように頭の中で場面を巻き戻すことがありませんでした。
「あそこは言い過ぎたかもしれない」「もう少し盛り上げた方がよかったかもしれない」といった思考が浮かばなかったんです。
特別な展開があったわけではありません。
ただ、無理に場を作らなかった。それだけで、終わったあとに残る感覚が違いました。
今回は、相手の反応を気にして話を足し続ける流れになりませんでした。
返ってから「あれでよかったのか」と後悔がない。
そこが今までと一番違いました。
相手に合わせ過ぎず、自分のペースのままで向き合えた。
それが結果として、気疲れしない時間につながっていたのだと思います。
もし同じように、デートのたびに気を遣い過ぎて消耗してしまう感覚があるなら、まずは気軽にここに問い合わせて、一度面談で整理するところから始めてみてください。
自分の向き合い方を見直すきっかけになるかもしれません。
40代/ITエンジニア










