「忙しい年末に、ホッとひと息つける出会いになりました」
12月に入ってから、予定表が仕事の色で埋まるスピードが一段と上がりました。
忘年会、締めの打ち合わせ、書類の山。帰宅してネクタイを外した瞬間に、今日も一日が終わっただけだな、と感じてしまう夜が続きました。
そんなとき、何気なく眺めていたSNSでこのサービスを知りました。
最初は半信半疑でしたが、「一度だけ話を聞く」くらいなら自分の生活リズムを崩さずに試せそうだと思い、面談の予約をしました。
日程はこちらの都合に合わせてもらえて、当日は都内のホテルロビーで交際クラブのシステムなども説明していただき軽く面談。
勢いで決めるのではなく、まずは話を聞いてから入会を検討していただいて構わないと伝えていただけたのが大きかったです。
こちらが構えすぎていたのか、想像していたよりも淡々としていて、むしろ安心しました。
入会の手続きも流れに沿って進み、最初にかかる費用を振り込んだ数日後には会員専用ページが見られるようになりました。
移動中や昼休みに、掲載されている情報を少しずつ読んでいきました。
写真の印象だけで決めるのではなく、面接を担当された方のコメントやプロフィール情報にある趣味から相手の雰囲気を想像。
忙しい時期でも空いた時間にチェックできるので、会う前に無駄な時間を費やすことが少なかったのはありがたかったです。
会ってみたいと思える女性がいたので、希望の曜日とエリアをクラブに伝えて、日程の調整をお願いしました。
マッチングアプリや出会い系サイトのように自分でやり取りせず、スタッフが代わって女性と調整交渉してくれるので、返事のやり取りで貴重な時間が奪われないのも、年末が近い今の時期は特に助かりました。
デート当日は、こちらから提案した待ち合わせ場所で、女性から連絡を受けて合流しました。
声のトーンが落ち着いたとても柔らかな印象の女性で、写真で見るよりも実際の相手は魅力的に映りました。
最初の数分は緊張しましたが、徐々にそれもほどけていく。気づけばこちらも仕事の時のように余計な格好つけを忘れて、今年あった出来事を少し笑いながら話していました。
ビジネスライクな雰囲気に寄りすぎず、かといってカジュアルすぎもしない、やり取りしていた間は心地のよい中間の温度で、時間が早く進んでいたように思います。
「良ければ年明けぐらいにまた食事しませんか?」
食事のあとに連絡先を伝え、別れ際に一言交わして解散しました。
その場で次の予定を無理に決めないほうが、余韻が残って次につながる気がしたからです。
帰り道、気持ちが少し軽くなっているのを感じました。
大きな決断をしたわけではないのに、年をまたぐ前に、自分のための予定を一つ決められたことが嬉しい。
スケジュールに無理せず、心が落ち着く時間を作れた。
それだけで、年末年始の見え方が少し変わりました。
今回のような出会いを来年まで先送りにしていたら、きっと同じような年末をまた迎えていたと思います。
今年のうちに動いてみてよかった、というのが正直な感想です。
もしまだ入会を迷っている人にアドバイスするなら、年末のうちに一度話だけでも聞いてみることを勧めたいです。
自分の年末年始の過ごし方が変わるきっかけになるかもしれません。
50代/会社役員








